ヒャッハー道連れだー!
くらえ後方からの強烈なチャージ!
よっしゃーぶっ飛ばしてやったぜーっと思ったら相手は自分の駒だったぁぁ!

なんておバカな落としあいゲーム、ウォークザプランクを紹介します。
Walk The Plank! (海賊たちは板を歩く)
Mayday Games、アメリカ
2~5人、8歳~、30~45分

デザインが最高ですね!
ある海賊団で大規模なリストラが始まりました!落ちこぼれたちを集めて、甲板から海へと伸びた板の上で落としあいをさせます。
最後まで残った2人だけは引き続き働いてもらう予定です 
でも落ちこぼれたちの大乱闘の結果、誰も残らないなんてこともありえます。。。

板の先ではデーヴィ・ジョーンズ・ロッカーが今日のご飯を待っています 

各プレイヤーは落ちこぼれクルーたちの駒から一色を担当します。
そして手札10枚の中からこのラウンドで使用する行動を3つ、順番を決めて伏せます。
全員が決め終わったら一枚目にしたカードを親から順に公開しながら実行します。

例えばこのカードは「右の人を突き飛ばす」
うちの赤い海賊1人が、同じマスにいる右のプレイヤー(今回は青)の海賊を1人選んで海側へ突き飛ばします。

ほかにも同じマスの誰でも突き飛ばすカードなどがあるんですが、なんせこいつらはおバカさん。
やれと言われたら同じマスにいるのが味方しかいなくてもやっちまいます 

板を切ったり延ばしたり、突き飛ばしたり逃げ回ったりしてどんどん海へ海賊を放り込みます 
事前に行動をセットするので空振りやアクシデントが起きやすくさくさく進みます
こうして残った駒が2つもしくは同一プレイヤーのみになったら終了です。
いやー後腐れのないリストラでしたね 

デーヴィ・ジョーンズ・ロッカーもお腹いっぱい。
「げふ。」

同社のGet Bit!前日譚ということで、海に落ちた彼らはサメに追われたりまだまだ苦しむようですが・・・

短時間で盛り上がる簡単なゲームだと思います。
なによりイラストデザインが良いです。
みんなイカれた海賊たちで可愛い。

海賊ゲームは日本ではゾンビゲー以上に人気ないみたいですが、もっとみんなに遊んで欲しいものです 
ちなみに、シンガポールのゲームショップでこれと斬!がこれでもかと大量に積んであったインパクトを私は忘れません。