天気が悪くて外で遊べない。
そんなときこそ卓上ゲームです。
いや、テーブルゲーム!
最近はボードゲーム略してボドゲの方が通じますかね

さて、本日紹介するのは私が是非三次会くらいで誰かの家で飲みながらダラダラやりたいゲーム筆頭、ディクシットでございます。
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ディクシット (Dixit)
(写真はディクシット:オデッセイ) 
Libellud、フランス、2008年
3〜6人(オデッセイは12人まで)、8才〜、30分

2009〜10年辺りの各国ゲーム賞の受賞や、キムタクが好きなゲームに挙げたことで知名度が高いと思います。
亀梨くんも知ってたみたいだよ!
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※ディクシット3より拝借 
写真のような、幻想的で捉えどころのないカードを使います。

まず語り部役がお題を全員に伝えながら一枚のカードを伏せます。
お題は単語でも文章でも歌詞でもジェスチャーでもokです。
ex.「うちの職場」「後ろ後ろ!」「仲間外れ」
他の人はお題にぴったりだと思うカードを伏せて提出します。

語り部が全員から集めたカードをよく混ぜてから表にします。
語り部以外の人で、語り部が最初に選出したカードを当てる投票を行います。

全員が語り部の選んだカードを正解した場合、もしくは誰も当てられなかった場合、語り部以外の全員に2得点が入ります。
→お題がストレート過ぎたもしくは難し過ぎたのかもしれません。私達はこれを『お題が悪くてゲーム不成立』とも呼んでいます。

全員ではないが誰かが語り部の選んだカードを選択した場合、正解者と語り部に3得点が入ります。
→そう、語り部は簡単過ぎず、けど誰かには伝わるようなお題とカードを選ぶのです!

また、このとき自分の提出したカードに票が入ればそれも得点となります。
→語り部以外の人も出来るだけそれらしいカードを出した方がお得です。

こうして語り部を交代しながら得点を一番多く集めた人の勝ちです。
見方によって解釈が異なるイラストのカードが、ほかの人にはどう見えるか?
その違いやずれがとても面白い発見を生むゲームです。
一緒に遊ぶ相手の感性やセンス、言葉選びに意外な一面を見出すかもしれません。
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「あとで是非聞きたいけど、このカード選んだ人誰!?」とか
「すごくいいお題思いついた!早く語り部やらせて!」など、ゲーム中も自由に楽しみを見つけられる緩さは独特です。
文系ゲーム、芸術系ゲーム、コミュニケーションゲームと呼べると思います。

是非一度、このゲームで自分のセンスを存分に発揮してみてください。

そして言われましょう。
「なんでこのお題でそれなの!?」